
インフェルノ ダンテ 神曲の地獄偏の絵が怖過ぎる件
2016/10/28
映画「インフェルノ」の意味はダンテの詩神曲「地獄篇」だった!?
映画「インフェルノ」の意味するもの?そしてダンテ 神曲「地獄篇」の絵が地獄絵図過ぎるという記事です。
2016.10.29公開の映画「インフェルノ」ですが、過去作品を知っている方も、知らない方もちょっとだけ気になる部分を解きながら記事を進めていきたいと思います^^
【インフェルノの意味?】
ていうか、そもそも「インファルノ」って何?意味は?という疑問があると思うのですが調べてみると
「キリスト教でいうところの地獄」 「煉獄、救済されることのない地獄。」「永劫の苦しみを受ける場所。」 と言う言葉が出てきます。ここでは「地獄のような有様」という解釈にとどめておきましょう。
つまりは、映画内ではダンテの神曲「地獄篇」の話がでてきますが、タイトルの「インフェルノ」はこの「地獄篇」からきてることがわかります。
ダンテの神曲「地獄篇」って何?
13世紀から14世紀に生きたイタリアの詩人ダンテが書いた長編叙事詩「神曲」というものがあります。これは3部から成っています。映画「インファルノ」は地獄篇、煉獄篇、天国篇のなかの「地獄篇」が今回の映画のネタとなっているようです。
*日本で言うところの「仏教的地獄絵図」(関連動画開きます)のようなものですね。こういう世界観はどこの国でも世界共通ということですね。
【そもそもダンテがこの詩を書いたきっかけは?】
当時、イタリアでは宗教間の違いから紛争が起きており、ダンテはその影響により、フィレンツェを追放されてしまいます。その時に感じた、政治的不信感や自分自身を陥れた人物に対して「怒り」「憤り」を詩で表現し、地獄界へ堕としそこで苦しむ様子を描いたのだとか。もちろん、自分を助けてくれた人に対しても「天国篇」という詩を持って描写している。
*ものすごい簡略に説明していますのでご了承ください。
インフェルノ ダンテ 神曲「地獄篇」の挿絵
ということで、前置きが長くなってしまったが、恐すぎる挿絵を紹介
このような世界観が映画ではどんな風に映像化されるのかが楽しみですね!!既に一部では話題になっていると思いますが、映画の主人公が幻覚に悩まされる特別映像が恐すぎると。
首が背中の方に向いて不敵な笑みを浮かべている女性、マグマに体を突っ込まれている男性、白めで意味不明なことを呻いている餓鬼みないな男性そして血の川に突き落されてもがいている主人公の映像です。一応、怖いの嫌いな方は見ない方がいいのかもしれないです^^;
原作は本ですが、当たり前なのですがストーリーがまったく同じではないので、先に映画→本の方が個人的には2回楽しめると思いますよ。本を読んでから期待し過ぎて「がっかり」というパターンもたまにあるので^^;
このダヴィンチコードシリーズは「ストーリーはしっかりしているが難しい」ということでも有名なので、複数回、映画を観る方も多いようですよ。理解したその後に「本」と進めると予備知識も備わって、わかり易く楽しく読み進めることができると思います。
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